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鳳凰騎警団紅組名簿帳:壱

名前:浮谷橋 氷雨(うきやばし ひさめ)

性別:男性

所属:鳳凰騎警団紅組

年齢:23

悪を憎み、殲滅する事を生き甲斐とする男。
身売り者に拐われた自身と瓜二つの姉を捜している。
実家では放蕩息子たる氷雨と姉の二役を演じ、夜な夜な単身で裏社会に潜り込んでいた所を騎警団に保護された。
女として紅組に身を置くことを志願し、舞踊と楽を武器に潜入捜査を主に担う。が、自前の扇は毒針を忍ばせた鉄扇。悪事に対する怒りの沸点が低く、腹の底で

敵は殺めるも已む無しと考えている節がある。
平時は奥ゆかしく、慎ましやか。己が身の上は親しい者があれば話すこともある

かも知れない。

「貴方が為にどれ一差し、舞い奏でて進ぜましょう……非道な貴様等への餞別だ、とくと御覧じろ」

鳳凰騎警団紅組名簿帳:弐

名前:雷尊 恵陸 (らいそん えりっく)

性別:男性

所属:鳳凰騎警団紅組

年齢:22歳

入団に当たって帰化した、日華かぶれの渡来人。エリック=サンダーソンが

元の名前。
とても明るくポジティブかつ真面目、そして女性には特に優しいレディファースト精神を持ち、お国の違いから他の者達と感覚がズレている部分もあるが、正義を

信じ平和を愛する爽やか好青年。
しかし、言葉の壁を乗り越えきれておらず、喋り方が独特で少々煩いのが玉に瑕。
出身国では槍騎兵をしていたため、現在も主武器は槍で、馬の扱いにも長けて

いる。
武士や刀に憧れがあり、槍術をさらに磨くことに加え、剣術の修練も行っている

様子。
和服はまだ一人で着られないため、洋装気味なことが多い。

「Oh,fantastic!

 ヤハリ刀ノ立チ回リハ、トテモ美シクテCoolデスネ! カコイイ!
 拙者モ、早ク刀デ戦エルヨウニ、ナリタイデース!
 ……アッ、組長サンStop!
 (自らの上着を水溜りに被せ)OKデス!ドウゾオ通リクダサイ!」

鳳凰騎警団紅組名簿帳:参

名前:貝沼 溟人(かいぬま めいと)
性別:男性
所属:鳳凰騎警団紅組
年齢:19歳

下級士族の出身で、父親は鳳凰騎警団に所属していたが、玻璃会の刺客によって父母ともに命を落とし、その復讐の念を胸に抱いて自身も鳳凰騎警団に入団した。
入団後、団長である雉崎の教えに触れ彼に心酔し、復讐の道は修羅の道であると悟り、今は日華帝国の日々の平和の為に奮闘している。
もともと明るく人懐っこい性格で、男女とも仲良くできる。年長者たちからはよく子犬に例えられるような性格をしている。
市中の見回りでいろいろな人と話をするのも好きだが、道場で鍛練をするのも好き。よく白組の男性隊員に手合せを頼む姿が見かけられている。
少しおっちょこちょいかつあけっぴろげなところがあるため、知らずに玻璃会の人間とも仲良くなってしまうなど、少々危機管理能力に難あり。
だが、いざ戦闘となれば父の形見の打刀を手に先陣切って走狗のごとく戦場を駆け抜ける。いつかは桜隊長に一目置いてもらえるような団員になるのが夢。

「鳳凰騎警団紅組『走狗の溟人』とは俺のことだッ、いざ尋常に勝負!
 ……って、「走狗」って部分、あんまりかっこよくないなァ。
 なんかもっとかっこいい二つ名とかないかな?
 あ、ねえ、ちょっとアンタ、俺と一緒に考えてくれないかな?」

鳳凰騎警団紅組名簿帳:肆

名前:桐生 宗周(きりゅう むねちか)

性別:男

所属:鳳凰騎警団紅組

年齢:41歳

長く続く剣術の名門・桐生派の六男として生を受ける。年端もゆかぬ少年の頃
戦禍に逃げ惑う無辜の者らを目の当たりにし、彼らを守るためには手を汚す事も

厭わない。 
恋女房を流行り病で亡くし一人娘も嫁いだ現在は独り身、家業を手伝いつつ 
鳳凰騎警団に入る事を決意。恋愛関係は今のところ"しんだカカア一筋" 
割と好戦的だが普段は気の良いおっちゃんで手先はそこそこ器用。 
酒飲んで煙管でも吹かしていそうだがお猪口一杯で出来上がる、タバコのヤニと

ナメクジが大の苦手。 
兄の門下生には玻璃会の者もいる。 

「ふむ、どちらが露と消えるか……面白い」

鳳凰騎警団紅組名簿帳:伍

名前:鴉(カラス)※偽名 
性別:男性 
所属:鳳凰騎警団紅組 
年齢:26歳 

騎警団では鴉(カラス)という呼び名で通っている。本名は紅桜(べにざくら)。 
立派な成人男性だが、身長160cmという小柄な体格のため若く(幼く)見られて

しまいがち。普段から足音もせず気配も希薄なので、偵察や奇襲向き。 
物静かで無口なマイペース、所作が丁寧。苦手なものは騒音と混雑。 

「……小僧ではない。このなりだが、酒も飲めるし女も抱ける。

  ……その煩い口、きけなくしてやろうか」

鳳凰騎警団紅組名簿帳:陸

名前:香我美 梓(かがみ あずさ)
性別:男性
所属:鳳凰騎警団紅組
年齢:不明

女言葉を話し、華やかな女性衣装を身に纏い、薄化粧を施した自称"乙女"

美しい物を愛し、自身も美しく在るよう美への追求を怠ることはない。

偶に口調が荒くなると野郎が出るのはご愛嬌。

年齢についての質問はご法度である。

生まれは商家。幼少の頃家に賊が押し入り家族は惨殺されたが、自身だけは見目の良さから賊に"女役"として可愛がられることになる。その頃から、自身の容姿、

美しさは武器になることを知り、自身の”武器”を磨いてきた。

家族を惨殺し自身を弄んだ男達が玻璃会の息の掛かった者であったことを知り、賊を屠ったその後も進んで玻璃会撲滅の為裏社会で生きる者達に体を売り歩き、その多くを葬ってきた過去を持つ。
その最中同じく玻璃会を追う騎警団の存在を知り、志願した。
得意分野は潜入による諜報と暗殺。

「あら、貴女、何だかお肌が荒れてるわよ? それに髪も艶が無く

 なっているわ。鍛錬も大事だけれど、ね。女の子なんだから自分

 磨きも忘れちゃ駄目よ。
 後で暇が出来たら私の所に遊びにいらっしゃいな。
 良い椿油が手に入ったから、髪を梳いてあげる(ふふ、と微笑み)」

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